Kokopelli

備忘録と思考と好きな事などをつらつらと。

ソーシャルネットワーク(映画)

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Facebookが出来るまで、そしてスケールしていく様子を創業者マークザッカーバーグに焦点を当てた映画。普通に見ている分には面白く、何よりボート競技の話題や動画が多く出てきたのには国の違いを感じた。

この映画に、本人は一切の協力を拒否したらしいし内容やセリフなど細部はかなり脚色されているのであくまで映画という作られたお話という前提で見る。

 

この映画におけるマークは、Facebookを作ったことで大富豪となり社会的成功を収める。しかしながら、彼女から信頼を失い連絡すら取れずとずっとパートナーだった友人も失い、挙げ句の果てに弁護士からも愛想を尽かされる。

誰もがオープンにインターネットを通じてコミュニケーションする場所を作った本人に、そのコミュニケーションを取る人がいないという皮肉なラスト。誰も自分のことを理解してくれないし、自分も誰のことも理解できない(モラルにかけたサービスとか作っちゃう。)。

そんな哀しい主人公を描いた作品。普通に見てて面白かったが、なんか個人的には好きとはならない映画。何の苦労もなく成功して、ありきたりな失敗をして、身近な人からの信頼を失ったけど社会的な成功はしているみたいなの割とありきたりだからかな。

普通にマークザッカーバーグの本当の性格を知りたくなった映画でした。

 

「The riskiest thing is to take no risks——リスクを取らないことが一番のリスクだ」。