インビクタス
https://globis.jp/article/7290
マンデラが釈放され、黒人が人間を獲得。
黒人が大統領になったことで白人はクビにされることを危惧したが、マンデラは「私が望むのは皆さんが南アフリカの為に全力を尽くす事だけ。クビにする気など一切ない」と言い切った。
大統領の警護にあたる黒人チームに白人も加わることになった時に、迫害された過去から黒人警護達はマンデラに意見するがこれを一蹴。
全体を通して、ラグビーの世界観《OneTeam》と人種差別で分断されていた南アフリカを、
《One County》にするというところが重なっていていた。
最初は敵対していた白人と黒人の警護人も、最後の方になると一緒にラグビーボールをパスするようになっており、この映画のメッセージ性を感じる。
再カテゴリー化で、新たな上位概念となる《南アフリカ国》で戦うんだと一貫した想いで国をが、チームがまとまっていく。
マンデラは27年間牢獄に入れられるという不当な扱いを受けたのにも関わらず、黒人に寛大だ。それには白人キャプテンも驚きを隠せない。
こうして国はOneTeamになっていき大会は優勝。優勝に導いた2人の男の姿を見てカッコイイと思わない人はいないだろう。
いやー、イイ映画だったわ。
