Kokopelli

備忘録と思考と好きな事などをつらつらと。

「マダムインニューヨーク」

ハッピーになる映画。ウキウキしちゃいます。

インド映画って、「きっとうまくいく」以来2本目?の鑑賞ですが両方とも当たり。ミュージカル映画って気持ちが明るくなるので好きです。(マンマミーア、ララランドも大好き)

とにかくシャシ役の女優の演技力が半端ない。調べてみたらインドの大女優だそうで、戸惑い、自身の不甲斐なさや喜びなど言葉に出来ない感情を的確に表現している。家族からバカにされたり、英語を学ぶ過程でイキイキとしていったりと1人の女性の情緒の豊かさを追っていく映画で、一つ一つのシーンに釘付けになった。

何よりよかったのやっぱり最後。これどう終わらすのかなぁと思って見ていたけど、この映画で描かれていた大きな二つのテーマ

《家族からの失われた尊厳の回復》

《自分を尊重してくれる新たな男性の出現》

の両方に刺さる英語でのスピーチ。あれだけでこの映画見て良かったなとなりますね。そういえば、最後にコンプレックスを克服して名スピーチで締めるというの「英国王のスピーチ」と同じだ。スピーチの中に【judge mental】があるのも粋!

 

シャシ

「結婚は素晴らしいもの。
それは最も特別な友情。
なぜなら対等な者同士の友情だから。

人生は長い旅。
時には相手より劣っていると感じる時があるかもしれない。
そんな時は、お互いに助け合って、
対等と感じるようにすること。
そうすれば大丈夫。

時には、相手の気持ちがわからなくなるもの。
助け合う方法も見失う。
それは結婚の終わり?
いいえ、違う。
そんなときこそ、自分で自分を助ける時。
自分を大切にすることは、
あなた自身が一番うまくできるはず。
それができれば、再び、
相手と対等だと感じられるようになる。
友情関係が戻ってくる。
人生が輝き出す!

忙しいでしょうが、
家族をもうけてね。息子や娘を。
この広い世界の中で、
小さくてもとても大切なあなたたち家族の世界を、
とてもいいものよ。家族は…。

家族は、あなたを決して決めつけたり、
傷つけたり、
引け目を感じさせたりしない。
あなたの弱みを笑わないのは、家族だけ。
家族だけは、愛と敬意を与えてくれる。」