Kokopelli

備忘録と思考と好きな事などをつらつらと。

僕もそんな身分ではないのですが

部活動を通して人や組織ということに真摯に、絶えず全力で正面からぶつかってきたという自負がある。あくまで自分なりにだが、そういったことに精魂込めて頑張ってきて、同じ挑戦や渦中にいる人間を心から応援したいと強く想う。ただその反面、中途半端に取り組んでいるのに・いたのに口やSNS上だけ達者なことをいう人間が心底嫌いだ。ここで大事なのは、〝嫌い〟ということで〝正しいか・正しくないか〟ではない。単に自分の好みではないだけで、そうした人たちを全面的に否定したいということではない。

 

なんでこんなことを書いているかと言うと、まさにそんな人にリアルで会ってしっかり話す機会があったからだ。最初から何か嫌な感じはしていて、この感じは某大学某部に似てるなぁなんて思いながら話は一応聞いていた。一丁前に自分がキャプテンだ、どうこう語る彼にチームに対する想いや考えを問うてみた。驚くほどに重みが、深さがない。全く見えていないからこそ、こんな履き違えた態度になってしまっているんだと悟った。まさに彼は裸の王様だった。

 

就活あるあるで、自分のことをメタ認知出来ていない人間は面接で「その人自身の主観で嘘はついていない」が、「社会的には大嘘をついている」というのがよく見られる。周りから嫌われているのに、頭が悪すぎて鈍感すぎて気付いていない人間は、「他者からどんな人だと思われいますか?」といった問いに「信頼してくれてると思います」なんてことを、真顔の大マジで言いのけてしまう。人事もその話だけ聞いていれば社会的な嘘を見抜くのは不可能だろう。ここからはノーロジックで恐縮だが、その人の本性を探るには自分の全感性を最大活性させた状態で質問を投げて、その答えに対して感性総動員で感じ取り自分の心の反応でジャッジするのが一番精度が高いのではないかと思ってる。

 

他社に寄り添い・向き合い、組織を作るということは学生レベルではやり切った自負があると前に書いたが、この点ならば自分はあまり間違えたジャッジをしない自信がある。今日も、そんな浅はかな彼を前に本気を出して話す気なんてサラサラなかったので適当に流していたが見定めのために5分本気で感性総動員で言葉を感じ取った。全く響かないし、イライラしてきた。つまりダウト、どうせやり切れてないんだろうなと。

 

一筆書きでから書いてますが、気付いたのが自分が語れるカテゴリーを増やすの凄く大事だな。そのカテゴリーに関してのジャッジの精度が上がるから。それにしても全く力の入らない時間だったなぁ。