モノの価値
モノの価値は〈需要と供給のバランス〉で決まる。過供給はモノの価値を下げる。現代だとそれが広告だ。デジタルサイネージやネット広告など広告の枠をバンバン増やしているいるが、日本のGDPは20年間1%増くらいしかしていないので広告を出したいー売りたい顧客がいない。こうなると一つの広告に対しての価格は下がっていく一方。(一つの広告単価は下がるのに、数は多く、一つの広告に対して発生する業務は変わらないのでこうして業務過多は止まらない。)
その昔、ダイヤモンドはアーネスト・オッペンハイマーという事業家がダイヤモンド鉱山ごと買い取って、供給を制限することで価格を釣り上げたという話がある。
需要と供給のバランスを常に捉え、安くなるダイヤモンドをせっせと掘らないようなキャリアを。