give&given〜与え、与えられる〜
give&takeはgiveしたらtakeがあるよ、すなわち何か良いことしたら、その対象者から交換的に良いことをしてもらえるという考え方。give&givenは、誰かにgiveしたら、その対象者でない人からgivenすなわち何かが与えられますよという考え方。似ているがこの二つには大きな違いがある。
takeを期待したgiveは、もうその時点でgiveではない。giveはgivenとして返ってくることを心から信じている人にしか出来ない、実はかなり難易度な行為だと言える。
そこで真のgiveが出来る人間になるためには、どうすれば良いのかを考えてみる。僕の考えは《given》を本当の意味で感じるということ。もっと言えば《given》がある環境に身を置くこととも言えるかもしれない。
ここでの環境は何でも良いが、自分の場合はボート部と就職活動という営みだった。
ボート競技を通して数え切れないほどの人にお世話になりまくった。僕のgiveとtakeのバランスシートはぶっ壊れている。
自分はgivenを強烈に肌で感じてきた。今の自分があるのはどうしようもないくらい、間違いなくgiveしてくれた多くの方々のおかげ。これを心から感じているから自分もgiveに回りたいと思うし、いずれgivenで返ってくることを頭で理解しているのでなく心で分かっているから苦でもない。
搾取より与える方が多い人間として生きていき、死にたい。
参考文献一応貼っとくか。
アダムグラント:give&take
山口揚平:10年後世界が壊れても、君が生き残るために今身につけるべきこと