ハードワーク エディジョーンズ

うーん、残念な感じ。読み物としては…面白いっちゃ面白いんだけど中途半端な印象。変にビジネスと繋げようとするから、普遍的なことしか言えなくなってしまって平凡な自己啓発？ビジネス書になってしまっている。もっとラグビーチームの細部の話とかあれば深読と思ったけれど、途中で読むのやめた。

面白かったのは「部外者としてそこに入った時、最初にやるべきことは、自分の力で変えられるものと変えられないものを見極めることだと思います。」まずはこれ。その組織の可変部分を見極め、そこに全注力していくというのは大切な心がけ。往々にして自分は全てやろうとして、できない自分を批判して…となりがちなので。

もう一つは、「弱いマインドセットを変えるためには、選手や部下を褒めることが一番です。「どうせ勝てるわけがない」という意識は、さまざまな否定的要素の集まりです。それをいいことがあれば褒め、消し去らなければなりません。」なぜ褒めるのか？→勝てない、自分はダメだと思っている批判要因を一つ一つ解消するため。なるほど、ただ単に褒めるのではなくネガティブポイントを褒めて取り除くという考え方は面白いと思った。

この本からはパワーは感じられない。。ビジネス書とか、そもそも本を読まない人のモチベート用かな？